所有「~’s …」と「A of B」の使い分け

英語

先日、プライベートレッスンの生徒さんと、 所有「~の」について一緒に学習しました。
勉強になると思いますのでこちらのページで共有します。

例えば皆さんは「その飛行機のデザインは・・・」と英語で言う時に、
“The design of the airplane is … “ と言いますか? そう思った方、正解です!
“The airplane’s design is …” と思った方もいるかもしれません。 どちらも良さそうですよね・・・。
“~’s” と “A of B”、どのように使い分ければ良いでしょうか?

~’s の形で言うものの例としては、
Jim’s brother(ジムの兄or弟 / the teacher’s room(その先生の部屋) / the cat’s tail(その猫のしっぽ)
などが挙げられます。

A of B の形で言うものの例としては、
the design of the airplane(その飛行機のデザイン) / the owner of the restaurant(そのレストランのオーナー)
などがあります。

違いは何でしょう。 ざっくり分けると、
「~’s の形は人や動物に、A of B の形はBの部分が物の場合」に用いられます。
ただし、例外も沢山あります。いくつかご紹介しますね。

例外その1:Bの部分に係る補足情報がある場合、人でもA of Bの形になる
What’s the name of the man who is standing over there?(あそこに立っている男性の名前は何ですか?)
manは人ですが、「あそこに立っている男性」と説明があるので A of B の形になります。

例外その2:時間や期間を表す語は ~’s の形になることが多い
today’s news(今日のニュース) / yesterday’s newspaper(昨日の新聞) / next week’s meeting(来週の会議)
特に上記のような表現は、人ではないのですが A of B の形では言いません。

例外その3: 組織や集団はどちらでも良い
the government’s decision / the decision of the government(政府の決定)
the company’s success / the success of the company(その会社の成功)
上記のようにどちらの形も使えます。

他にも慣用表現や文語的な表現など、
ルールを飛び越えた例外は多々あるのですが、とりあえず、
~’s の形は人や動物など生きているものに、
A of B の形はBの部分が物の場合に用いられる、

と覚えて下さい。あとは沢山文章を読んで、自然な表現に多く触れることで
何となくこう言った方が良さそう、というのが感覚的に身につくはずです。

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