これを読んでいるみなさんは英語を習いたいけれど、どこで誰から習おうか悩んでいるのではないでしょうか。それぞれにメリットデメリットがあると思いますので、講師そして学習経験者の立場から解説してみたいと思います。
教室レッスン
やはり英語はコミュニケーションですので対面が一番。最近はオンラインレッスンも流行っていますが、対面授業も依然と人気です。オンライン飲み会なども一時期は流行りましたが、みんな既に飽きたと思います。
やはり実際にあってワイワイやりたいですよね。英語の学習もそのように仲間と一緒にワイワイやることで、やる気が上がります。またサボってしまいたくなった時も、仲間がいることで頑張って顔を出そうという気になるでしょう。
学校では当然そのレッスン用のスペースが用意されていますので、周りの雑音がきになりません。カフェレスんや自宅でのオンラインレッスンでは周りのお客さんや、家族の出す生活音もきになりますし、ご自身が発話するのを聞かれるのが恥ずかしいのではないでしょうか。その点教室に入ってしまえば講師と同士しかいませんので思い切り英語を使えます。
仲良くなった仲間がいればレッスンのあとお茶をしたり交流を深めてもいいでしょう。学校によってはクリスマスパーティーなどもあると思います。
そしてお子さんには教室でのレッスンが向いています。お子さんのレッスンは飛んだり跳ねたり歌ったりします。教室であればお子さんを預けている間は親御さんもゆっくりできますが、オンラインレッスンなどでは付っきりにならないといけないでしょう。
一方教室のレッスンは対面が基本ですのでコロナ禍では注意が必要です。また時間と場所が決まっていますのでそこへの通学も発生します。その時間が大切な勉強時間となればいいですが、無駄になる可能性もあります。
また物理的に通学が必要になるために学校の選択肢は限られてきます。自然と自宅や勤務先、高校の近くなどの教室から選ぶことになると思います。
選択肢が多すぎても選べないという難点もありますが、特殊な資格などの勉強だと近所にはない可能性もあります。首都圏では十分な選択肢があるでしょうが、あまり教室が近くにないエリアではオンラインも選択肢に入るでしょう。
また教室に家賃が発生し、講師も拘束し時に住まいも確保しますので、生徒さんが負担する授業料も高くなりがちです。その分静かな学習環境と講師の質も保たれていると思えば、リーズナブルでしょうが。
対面であり質問しやすい。
仲間が出来る(グループレッスンの場合)
専用の教室があり周りの雑音が気にならない
時間と場所が指定されていて通学時間がかかる
通学できる範囲の学校の選択肢が限られる
授業料が高め
カフェレッスン
何と言ってもカフェレッスンの良いところは、お洒落な雰囲気。美味しいコーヒーやデザートを飲みながら、友達とおしゃべりをしている感覚でレッスンできるのが良いところです。
場所も固定されていませんので、講師と受講生の都合のいい場所でレッスンできます。毎回場所を変えてみるのもいいでしょう。
しかし当然お店でやりますので周りのお客さんがお店の人の視線が気になります。うるさいのはまだしもあまりに静かだとレッスンをしていると恥ずかしいし、リスニング教材も使いにくいです。
時間と場所によってはかなり前の時間帯から場所取りをしなければなりませんし、そもそも飲食店のタイプによっては長いするのは迷惑な場合もあります。カフェの暇な時間帯でしたらコーヒー一杯で数時間おしゃべりもいいでしょうが、お昼時のレストランなんかは止めましょう。
生徒さん側からしたら自宅の近くでレッスンが出来て料金も英会話学校よりもやすいので良い事が多いように見えます。
しかしカフェレッスンには当然カフェ代がかかります。現実問題としてドリンク代が各自負担なら講師は1円でも安いカフェでレッスンをしたいと思っています(できればマクドナルドかドリンクバーで2~3人の生徒をまとめてやりたい、笑)
カフェレッスンをしている講師の方は普段は英会話学校で教えてる方も多いです。カフェレッスンの大手のサイトなどでは一律料金が決められていて、英会話学校で教えるよりは時給は高いです。生徒さんから見ても英会話学校より安い。
一見WIN-WINのようですが、講師は電車代やカフェ代を自分で払ったら、手元に残る額は学校よりも少なくなってしまいます。アルバイトをしなければいけない講師にとってはそれは痛い経費です。そのため会社支給の定期圏内の駅ならOKという講師もいると思います。
こういった裏事情もありますので、できてば講師は自分の都合のいい場所と時間に来てもらって、数人連続でレッスンをして経費を浮かせたいのです。
もしご自身の都合のいい場所と時間、ちょっとお高めのカフェでレッスンをしたいなら割り増し料金を払い、講師分のドリンク代も払ってあげるぐらいの気遣いがあると喜ぶと思います。本来であればプライベートなサービスなので家庭教師ぐらいの料金でもいいはずですから。
安さにはそれなりの裏がありますのでカフェレッスンのサイトを使うなら、レッスン代だけではなくそのあたりの経費も気にしてみましょう。
お洒落なカフェで美味しいコーヒーを飲みながらレッスンできる
講師と生徒の都合のいい場所で出来る
学校より安いことが多い
レッスン代のほかにお茶代がかかる
周りがうるさい、音声教材が使えない
場所取りをしなければいけない。ピーク時はお店に迷惑になることも。
オンラインレッスン
コロナ禍で一躍人気になったオンラインレッスン。皆さんも多かれ少なかれ色々なオンラインミーティングやビデオ通話などを経験されていると思います。
オンラインレッスンの良いところは教室に行かなくても良いところです。その通学時間が有効に使えます。また急に遊びや仕事の予定が入ってしまっても、家の外からでもレッスンに参加することができてしまいす。ビーチに向かう途中のサービスエリアで受講なんていうのも可能です。
またお子さんが小さくて、外には連れ出せないけど家で遊ばせながらなら何とかレッスンにも参加できそうですね。
通学に縛られないのであれば学校選びにも無数の可能性があります。日本全国はもとより全世界が対象になります。
一方デメリットですが、レッスンを落ち着いて受けるには静かな場所が必要です。自宅に一人になれる場所が無いと、家族の生活音が先生や他の生徒さんにも聞こえてしまうのでちょっと恥ずかしいですし、家族に英語を話している姿を見られるのも恥ずかしいですね。でも性能のいいヘッドセットとマイクを使えばこれは解決できるかもしれません。
あと通信環境によってはレッスンが相手の声が聴きにくい、または途切れてしまうなどのハプニングもあります。特にスマホだと難しい場合は高いプランに切り替えたり、パソコンで高速のWifiを使うなどの対策も必要かもしれません。また授業で必要なプリントを自分でプリントしなければいけない場合は、プリンターも必要です。安定した環境を確立するまでに結構出費がかかる可能性もあります。
それとやる気の問題で、家にいるとだらだらしてしまうので半日ぐらいは通学がてらどこかで勉強して、英語の時間を作るという方も多いです。家にいるとなかなかスイッチが入らないかもしれないですね。
通学時間がいらない
自宅や学校以外の場所でも授業に参加できる、遠くの学校でも参加できる
小さいお子さんがいても大丈夫
静かな場所を確保しなけれないけない
通信機器、プリンター、ヘッドセットなど環境を整える必要がある
家にいると怠けてしまってスイッチが入らない
次に英語を習うなら日本人講師がいいのか外国人講師のがいいのかを見てみましょう。
日本人講師
まず日本人講師の大きなメリットは日本語が話せるということです。これは初中級の生徒さんには重要です。
例えば、vaccination という単語があったとします。これがなんだかわからないから外国人の講師にWhat’s vaccination?と聞きます。そうすると”It’s a treatment with a vaccine to produce immunity against a disease; inoculation.”という答えが返ってきました。これは初中級の方だと、treatment? vaccine? produce? immunity? disease? inoculation? という感じだと思います。
子供であれば数年かけて、What’s treatment? という会話を繰り返していけば語彙が蓄積されていくと思いますが、大人にはもっと効率の良い勉強の仕方があります。
これが日本人講師ならどんな講師でも最低限「vaccinationっていうのはワクチンのことですよ。」と説明します。いい講師なら「出だしの音がVなので下唇噛みながら一緒に発音してみましょう」とかアドバイスもあるでしょう。
そして日本人講師も英語の学習経験があるということが重要です。何かに行き詰った時は先輩に聞いてみましょう。その分野で成果を出した人とお話をするのはきっといいモチベーションになるはずです。
ただ日本人講師の英語力にはばらつきがあります。TOEICの点数は高いけど発音はめちゃくちゃという講師もいます。また教材で習う会話は完璧だけど、海外に住んだ経験が無くスラングが全く分からない人もいるでしょう。そういう講師は英語圏の文化にも詳しくないかもしれません。それぞれに長所もありますので、必ずしもマイナスではありませんが。
日本人でも海外育ちの場合はどうでしょう?今はネイティブレベルの英語を話せる人も、もしかしたら子供の頃は英語が話せなくて大変な思いをしていたかもしれませんね。色々学ぶことはあると思います。
日本人向けの英語学習法を知っている
日本語で質問できるので効率がいい
講師自身も英語学習の経験があるので相談ができる
英語がネイティブではない
英語力や文化についての知識に偏りがある可能性がある
外国人講師
次に外国人講師を見て行きましょう。ネイティブ(英語が母国語)の講師は何と言っても発音がいいし、自然な表現を知っています。また自分が学ぼうとしている国の文化も知っていますので、言葉だけではない知識も身に付きます。たとえばどんな音楽やドラマが流行っているとか聞きたいですよね。
私も英語は学習して身に付けましたので、ネイティブの講師から教わったこともあります。やはり自然な会話表現などはネイティブから習うといいと思います。
かといって外国人講師にも色々いますので過信は禁物です。日本人であればだれでも日本語を話しますが個人差はかなりありますよね。訛りもなく、綺麗な日本語で、教えるのも上手いとなるとかなり数は少なくなると思います。
外国人講師も出身地、教養、性別などで話す語彙も大きく違います。もちろんヨーロッパ出身だけど英語が母国語じゃない外国人も沢山英語講師として働いています。とはいえ英語は世界共通語なので綺麗な英語を話す人だけではなく色んな人と話せるようにならないといけませんよね。
私はカナダで勉強しましたので北米の英語は聞きやすいですが、イギリス、オーストラリアの特に田舎の方の訛りは時々結構聞きづらいと思いますし、語彙も違うと感じます。
お仕事でASEANの方とお話することも多く、苦労するときもありますが、それも含めて世界共通語の英語です。
またネイティブ講師は文法などの指導は苦手な場合も多いです。外国語として学習したことが無いからです。また大学を出たてのアルバイト感覚の講師も多いです。アジアの国は結構いいお金を出してくれますので、卒業して数年お金を貯めるためにアジアに来る人も多いです。それでも真面目で日本が好きならいいですけどね。
大手でしたらちゃんとしたカリキュラムがありますので講師個人のスキルに関わらず一定レベルのレッスンはしてくれるはずです。またしっかりと腰を落ち着けて英語を職業として教えているベテランならもっと安心でしょう。
しかしたとえそのようにレッスンを組み立ててくれても英語で説明されては初中級者には理解しずらいのです。
私も初級者の頃駅前留学したことがあります。学校のシステムも適当でしたので毎回違う講師が担当で自己紹介だけしてました。最初は楽しかったですが、やはり上達しないと結局楽しくありませんよね。
まだあの段階では外国人講師は早かったのだと思います。外国人講師のレッスンはある程度上達してから受けるといいです。
私は外国人講師とのレッスンは腕試しの場だと思っています。とりあえずレッスンに出席して何かを学ぼうと受け身で臨むのではなく、こういうことを言いたいときネイティブは何ていうのかな?レッスンで聞いてみようなど目的を持って臨むことをお勧めします。
ネイティブではなくても外国人講師であれば通じるかどうかの腕試しができます。ですので外国人のレッスンは中上級者にお勧めします。
そして上級者には留学もおすすめします。英語圏に留学するのは結構大変ですが、24/7で英語学習できる環境を作れるのが最大のメリットです。
ネイティブの講師からは自然な表現が学べる
ネイティブじゃなくても外国人講師となら腕試しができる
英語だけではない文化なども学べる
初中級者には全部の説明が英語なのは難しい
講師のレベルに差があるがわかりずらい
以上参考になりましたか?
当校でも教室とオンラインの生徒さん募集していますので是非お問い合わせください。
腕試しならココ
また最近はオンラインで格安で外国人の講師とお話できるサービスも増えています。
こちらのQQ Englishなども急成長してます。以前よく都内で見かけたQQというバイク便の創業者が始めた日本の会社です。リクルートのスタサプとも提携していますので腕試しにはいいと思います。
そして心配になるぐらい安い(笑)
フィリピンでも綺麗な英語を話す人って結構教養が高い人です。意外かもしれませんが、私がガイドした中で今のところ一番の富豪はフィリピンの方でした。
こちらの学校ではきちんと採用し教育もしているようですので綺麗な英語を話す講師に出会えると思います。そしてフィリピンの人はみんな明るくてHappyな人が多いです。
講師の自宅からレッスンする場合ってかなりブチブチ切れるようですが、この学校はセンターで高速接続していますので安心ですね。
藤岡頼光社長のおはなしも面白いですので読んでみてください。
ホームページの創業者の創業者の思いというページです。
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