はじめてTOEICを受けるかたは、当日どのような動きをするのか心配だと思います。
こちらでは当日の持ち物や動きについてお話します。
写真など当日の朝準備するのは難しいものもありますので前日までの準備をお勧めします。
会場によって微妙な違いがあったり、変更があったりするかもしれませんが、参考にしていただければと思います。
会場までのルートは前日までに確認しておこう
会場が思っていたのと違うところだった。
これではせっかく準備したのに時間とお金の無駄になります。
会場への行き方は前日までにしっかり確認しておきましょう。
特に行きにくい場所ではバスの本数なども限られている場合がありますし、TOEICの開催される日曜日では本数も少ない場合があります。
似たような名前の会場にも注意しましょう。
大学では複数のキャンパスがありますし、貸会議室なども似たような名前のところが沢山あります。
また当日は遅延などがあってもいいように早めに家を出て会場近くで時間調整することをお勧めします。
TOEICの事前準備と当日の持ち物
受験票(写真添付)
身分証明書
腕時計
筆記用具(鉛筆、シャープペン、消しゴム)
マスク
TOIEC受験票添付の写真について
まず前日までの受験票に添付する写真を用意しておきましょう。
写真のサイズは4㎝x3㎝(カラー・モノクロ可)で6カ月以内に撮影されたものです。裏面に受験番号と氏名を記入して、所定の位置に糊付けします。
この写真は当日本人確認に利用されるほか、公式認定証(スコアシート)に印刷されます。
一般的なサイズですので証明写真機で容易にプリントできるはずです。
自分で撮った写真では無効なわけではありません。アプリなどで撮影して光沢用紙に印刷することもできます。
ただし、きちんとTOEICの定めた規定通りの写真に仕上げる必要があります。
証明写真の規定と見本|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)
服装規定などはありませんが、就職活動などで会社に提出する予定があるのでしたら、そのことも考えた服装にしておくといいでしょう。
TOEIC受験に使える身分証明書
TOECI公式ページによると本人確認書類として使えるものは以下の通りです。
原本が必要でコピーは不可です。
- 運転免許証
- 学生証/学生手帳/生徒手帳
- パスポート(パスポートは海外発行も可)
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 住民基本台帳カード
- 外国人登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 障害者手帳(身体/精神)
TOEIC試験当日に使える腕時計
会場には時計がついていることが多いですが、無い会場もありますし、会っても自分の席からは見えないこともあります。そのため必ず時計は持参しましょう。
なお置時計、ストップウォッチ、ウェアラブル端末(スマートウォッチなど)は使用できません。
TOEICに使用できる筆記用具
TOEICの解答用紙はマークシートです。そのためHBの鉛筆が解答には適しています。
消しゴムも忘れずに持参しましょう。
机の上に置いていいのは鉛筆、シャープペン、消しゴムだけです。鉛筆削りなどは基本的には使用できませんので、削った予備の鉛筆を何本か用意しましょう。またシャープペンも芯を何本か入れておきましょう。
TOEIC受験にマスクは必須
こそ中のTOEIC受験ではマスクは必須です。本人確認の際何度かマスクをずらして顔を見せる必要がありまが、それ以外はマスクはずっとしていなければいけません。
その他持って行った方がいいもの
TOIECが案内しているもののほかにも持って行った方がいいもの、忘れがちなものを上げておきます。
水筒やペットボトルの飲料
試験中は飲食は禁止ですが、試験会場の外(廊下やロビーなど)では食べられる場合もあります。また試験の前後には水分補給ができます。緊張すると喉が渇くと思いますし、飲料を飲むことで少し気分が落ち着きますので、会場に入る前までに飲料は用意いしておきましょう。
※受験票には書いてありませんが、最近はテスト中の水分補給も許可されています。(2023年1月確認)ペットボトルや水筒などの指定はありませんがくれぐれもこぼさないように注意しましょう。また事中では廊下などでの飲食も遠慮するように案内されています。
温度を調節できる衣服
会場内は暑かったり、寒かったりすると思います。そんなときも自分の体温に合わせて温度調整をしてもらうことはできませんので、自分で体温調整できるように準備しておきましょう。
携帯電話
携帯電話は試験中は電源を切っておかなければいけません。しかし会場は行きなれないところですので地図をチェックしたり、万が一試験に間に合わないようなことがあれば事務局に連絡をすべきですので、試験に必要が無くても持っていきましょう。
使い慣れた参考書類
電車の遅延や思わぬ事故もあると思いますので、早めに家を出ましょう。
会場に入れる時間は1時間まえぐらいだと思いますので、あまり早く行っても入れないと思います。またトイレなどにも長蛇の列ができている場合もあります。
できるだけ早く到着して心を落ち着かせて使い慣れた参考書で最終確認をしましょう。
当日TOEIC試験会場に着いてからの動き
試験会場に着いたら、自分の受験番号と会場の案内を照らし合わせて、自分が受験する部屋を確認します。
そして受験する部屋の前で受付をします。
ここで写真添付済みの受験票と身分証明書を提示します。
その後試験会場にはいりますが、席は割り振られていますので、自分の受験番号のシールが貼られている椅子に座りましょう。
試験開始30分ほど前には音声ガイダンスが始まります。スピーカーの音が聞こえにくくないかなどのチェックが行われます。
それまでにトイレと水分補給は済ませておきましょう。
会場内は食事はできないと思いますので、お昼などを持ってきている場合は受付する前に食べてしまいましょう。(※コロナ禍では会場の廊下などでも飲食を控えるように案内されています)ただあまり直前に食べるとお腹の調子が痛くなっても困ります。試験中にトイレに行くことはできますが、その分の時間の埋め合わせはありません。TOEICは時間との勝負ですので、離席はしないで済むように準備しましょう。
そして携帯電話は電源をオフにします。まれに電源を落としていてもアラームが鳴る場合があります。必ずアラームは解除しましょう。
TOEIC会場の音声チェック
され音声チェックではサンプルの試験問題が流れます。ここでスピーカーの音が聞きにくいと思ったら申し出ましょう。
可能であれば音量の調節をするなり、空いている席に移動するなりの対処をしてくれるはずです。
ただし会場の都合で何も対応できない場合もあると思いますのでその場合も焦らずに落ち着いて受験しましょう。
たまたまうるさい車が通りかかったり、隣の人が咳払いしたり、そんなことで聞き逃すこともありますので、あまり神経質にならないようにしましょう。
自分の部屋でヘッドホンを付けていないと聞こえないようでは、本当のリスニング力がついているとは言えません。多少のノイズは実世界にはつきものです。
また大きめの会場と小さい会場では音の響き方が違います。そのため聞きにくいと思うこともあると思いますが、こればかりは会場変更することもできませんのであきらめて試験に集中しましょう。
TOEICの試験中に机の上に置いていいもの
試験中に机の上に置いていいものは鉛筆、シャープペンシル、消しゴム、腕時計(置時計、ウェアラブル端末などは不可)、受験票のみです。試験前に身分証明書はチェックされますが、それも鞄の中にしまいます。
またあらかじめ机の上に配られている受験のしおりなどもしまわないといけません。
※一時的なルールかもしれませんが、2023年1月現在では試験中も水筒やペットボトルなども机上に置いて水分補給ができるようになりました。
まとめ
受験票には写真の添付が必要なので事前に準備しましょう。
当日の持ち物は
受験票、身分証明書、筆記用具、腕時計、マスク
身分証明書も認められているものを用意します。
当日は早めについて、受付、トイレなどを済まして落ち着いて試験に臨みましょう。
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