英検の正式名称は実用英語技能検定と言います。
また英検協会の正式名称は公益財団法人 日本英語検定協会です。
英文履歴書で英検をアピールすることはあまりないかもしれませんがEIKENが正式名称です。大文字表記ですので固有名詞という扱いです。
英検をせっかくとったのですから履歴書に書いてアピールしましょう。
英検の履歴書への書き方は
英検を履歴書に書くときには
2020年3月 実用英語技能検定二級合格
のように書きましょう。
複数の級を持っている場合は一番上の級を書きましょう。
英検に有効期限はありませんので、何時とったものでも書いて構いません。
しかしこの実用英語技能検定という正式名称はあまり知られていません。英語を良く使う業界でしたら採用する側も知っているでしょうが、「英検」という名前の方が良く知られています。
実用英語技能検定(英検)としてもいいですし、「面接でこの資格何?」って聞かれてから「英検です」と口頭で答えてもいいでしょう。
英検は何級から履歴書に書けるか
何級から履歴書に書いていいという決まりはありません。
しかし履歴書に書く資格は採用に有利になるものをアピールした方が良いですので、アピールになるかどうかの視点で判断しましょう。
英検協会の示している各級の英語力のレベルは以下の通りです。
1級 | 大学上級程度 |
準1級 | 大学中級程度 |
2級 | 高校卒業程度 |
準2級 | 高校中級程度 |
3級 | 中学卒業程度 |
これに従えば大学卒業生であれば準1級をもっていれば相応の英語力ということになります。
しかし現実はどうでしょうか?
準2級と3級は妥当だと思いますが
実際のレベルはこんな感じだと思います。
1級 | 神 |
準1級 | 英文科卒でも難しい |
2級 | 英語が得意な大学生 |
皆さんの周りを見ていただくとこんな感じではないでしょうか?
英検2級からは就活の履歴書にも書ける
社会人のなかでも英検2級を持っている人はなかなかいません。
2級は高校生で英語が得意な人、もしくは大学生で取る人が多いです。しかし受験が終わると大学生はTOEICに移行していくので、2級合格者があまりいないというのもあります。
面接する側の人もあまり詳しくない場合は「TOEICだと何点ぐらい?」と聞かれるかもしれません。
その時のために大体のスコア換算を頭に入れておきましょう。
英検2級はTOEIC550点程度になります。
\↓スコアの換算はコチラで↓/
ということでアルバイトや就職に際しての履歴書には2級以上は自信を持って書いていいと思います。
しかし本人も自覚はあるとは思いますが、英検2級だと話せることもかなり限られますし、できる業務も限られます。
英語以外の専攻や専門がある人が、英語もそこそこできますよというアピールには2級でもいいです。
しかし英語を武器に就活を乗り切りたいのであれば準1級以上あるといいでしょう。
実際に評価されるかは職種と実力次第
履歴書に書いたことで不利になることはありませんが、有利になるかどうかはその職場次第でしょう。
その職場に誰も英語を話せる人がいなければ、2級で十分に重宝されます。
実際私も新卒の頃はそれぐらいの英語力でしたが英語をほとんど使わない職場だったので「英語ができる奴」と思われていました(笑)
しかし、英語ができる人の中に入ると2級ぐらいは当たり前かもしれません。
また持っている級よりも実際の英語力が高くて仕事でもつかえるレベルであれば、評価されますよね。
2級を持っているということは少なくとも英語は好きか得意なはずです。
英検2級程度の文法や語彙力が備わっていれば、伸びしろは無限大です。
実際仕事で使いだしたら、結構伸びると思います。
ただし、即戦力で英語を使うことを期待されると撃沈するかもしれません。
合格証明書が必要な場合
あまり就職で証明書も一緒に出せと言われることも少ないとは思いますが、万が一言われたときは頑張って探してください。
合格した時には合格証明書が全員に発行されています。
普通はコピーの提出か、原本を持参して会社の方でコピーを取ると思います。
紛失してしまった場合は、有料で1100円かかりますが再発行をしてもらえます。
和文と英文のタイプが選べて、2014年以降の合格者はCSEスコアも印刷されます。
英検の合格証明書 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)
まとめ
英検は実用英語技能検定と履歴書には書きましょう。
アルバイトや就活では英検2級(TOEIC550)以上なら問題なく書けるし、職場によっては評価されます。
英語を武器に就職したいなら準1級(TOEIC785)以上を取っておきたいですね。
コメント